大リーグ1年目シーズンに、二刀流で活躍したエンジェルスの大谷翔平が新人王に選ばれた。
日本選手が大リーグの新人王を受賞したのは、1995年の野茂英雄投手、2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー選手に続いて大谷が4人目。
新人王は、全米野球記者協会の会員になっている記者30人の投票で決まる。ヤンキースのミゲル・アンドゥハーと、グレイバー・トーレスとともに、最終候補の3人になっていた。
昨年の移籍先として、名門ヤンキースなどの指名を蹴ってエンジェルスに入ったのだが、またヤンキースの2人の選手をまた蹴落として新人賞をとったことになる。
ピッチャーで4勝、バッターでホームラン22本、どちらも飛び抜けた数字ではないが、
100年前に投打で活躍したベーブ・ルース以来の「二刀流」が点数をあげた。
肘の手術で、来年はほとんどバッターだけになるだろうが、新人王にふさわしい数字を残して欲しい。