2018年11月12日月曜日
映画紹介:「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
ハンバーガーチェーンのマクドナルドの創始物語の映画(2016)。英語タイトル「The Founder」は創始者という意味。日本語名は「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」。
1954年、レイ・クロック(マイケル・キートン)は自分で開発したミルクシェイク用ミキサーを販売していた。売れていなかったが、突然大量注文が入る。
注文したのは、カリフォルニアのサンバーナーディーノのマクドナルド兄弟(ディックとマック)で、ハンバーガー店を経営していた。
レイは、この店に行って、ハンバーガーの作り方、その効率のよいシステム、客の回転率に感動した。そこで、レイは兄弟にフランチャイズ化を提案。
兄弟は、レイの提案に難色を示したが、その熱意に根負けして、許可を出すことになった。経営内容を変更する時には、必ず許可を取ることを条件に、レイにフランチャイズ展開を任せた。
レイは、シカゴから近いデスプレーンズに1号店を作る。フランチャイズ店が増えるに連れて、兄弟との契約のため、利益が十分得られないために、フランチャイズ店の拡大が難しくなってきた。
そこで、兄弟を欺くようなことを始める。そして、マクドナルドの権利を完全に手に入れることになる。
レイがいなければ、今のようにマクドナルドは世界展開することなく終わったのだろうが、心情的にはマクドナルド兄弟を応援したくなる。綺麗ごとだけでは、世界を制覇することはできないのかも。
以前にも書いたが(以前のBlogココ)、マクドナルドのMのマークは、マックの「M」ではなく、「ゴールデンアーチ」のことで、これもマクドナルド兄弟が考えた。