2019年6月28日金曜日

突発性難聴なったら,48時間が勝負



「突発性難聴」は,年齢に関係なく突然聞こえなくなる病気。歌手の浜崎あゆみや大友康平が発症をしていることでも有名。

年間発症数は4万人で,ガンの発症者99万人,脳卒中29万人から見れば少ないですが,自分に降りかかってくる可能性がない訳ではありません。実際,私の母が若くして突発性難聴になっています。

原因は不明で、遺伝するわけでなく,糖尿病や高脂血症、ストレスや睡眠不足との関係が考えられています。内耳へのウイルス感染説もありますが決定的な理由は不明。

突然,やってくるみたいで,TVをみていたら片耳が突然聞こえなくなるなどです。

難聴に気づいたら、できるだけ早く治療を開始することが大事。発症から48時間が勝負で,治療を早く始める必要があります。

治療法は確立されていませんが、安静のために入院し、ステロイドホルモンを投与するのが一般的な治療法。

それでも,3分の1が完治し、3分の1が回復しても難聴が残り、残りの3分の1は治らずに終わります。放っておくと,治ることはありません。

脳卒中の場合2.5時間以内,心筋梗塞は2時間以内の処置が必要ですが,同じように「突発性難聴」について,リミットの時間を覚えておきましょう。




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