先日の「ハズキルーペ」CMの話で,女性がお尻でルーペを踏んで,壊れにくいことをアッピールしていますが,それで思い出したのが「アーム筆入」のCM。
「アーム筆入」というのは,「サンスター文具株式会社」が販売している筆箱で,当時のCMで「象が踏んでも壊れない筆箱」として紹介されました。
実際,ゾウが出てきて踏みつけるシーンが出てきます(↓)。500万本が売れたというから,ものすごい数です。昭和40年代の話です。
当時は,セルロイドの壊れやすい筆箱しかなかったのが,「アーム筆入」はポリカーボネートという衝撃に強いプラスチックで作られていました。
当時,この会社が販売して大ヒットしたもう1つの商品が,「スパイメモ」。文字を書いて水に入れる溶けてなくなる紙や水につけると秘密の文字が浮かび出る紙が入っていました。
当時のTV番組「スパイ大作戦」や映画「007」シリーズの影響で子供に爆発的に売れたとのこと。
「アーム筆入」や「スパイメモ」は,今も売っているそうです。