ご存知「マシュマロ」は,ふわふわの食感で口に入れると溶けるお菓子。卵白と砂糖を混ぜて泡立てたメレンゲにセラチンを加え,冷やして固めて作れます。
欧米では,卵くらいの大きな「マシュマロ」を串に刺して,焼いて食べます。
ところで,この「マシュマロ」という名前(英語で,marshmallow)はどういう語源なのでしょうか?
「marshmallow」というのは,ハーブの一種 mallow plant(ウスベニタチアオイ)という植物の名前のことです(↓)。
実は,メレンゲを固めるゼラチンを使う以前には,この植物の根から取ったデンプンを使っていました。
卵白と砂糖を混ぜて泡立てたメレンゲを,この植物の根から取ったデンプンで固めてお菓子を作っていました。それでお菓子の名前を,その植物の名前に因んで「marshmallow」と呼んだわけです。