2019年7月20日土曜日

日照不足で野菜が変形 大丈夫?



だいぶ変な天気が続きますね。

特に東日本は日照時間が極端に少ないようで,昭和63年以来とのこと。

日照時間が少なくなると,野菜の成長が遅くなるので出荷が減ってきます。夏野菜のキュウリやナスの値段が上がっていますね。

日照時間が少なくなると,野菜の変形も起こりやすくなります。変形の典型的なのがキュウリ。

昔は,キュウリは曲がったものも普通に売っていましたが,今は流通での箱詰めの都合や,消費者側の曲がったものは美味しくないのではという先入観などで,まっすぐのものしかお店に並ばなくなっています。

もちろん,栄養分や美味しさには曲がっていても同じです。

キュウリは,もともと小さい果実の時に他の葉や茎に触れると曲がりやすい性質があります。それ以外にも,日照時間が少ない時や高温で乾燥するなどの悪条件では,曲がりやすくなります。

ナスの場合も,日照時間,気温,水分が成長を左右します。これらが足らないと,成長が鈍り曲がります。また,皮が少し硬くなります。ただ,内側は問題なし。

というわけで,変形してお安くなっている野菜が見つけたら,お買い得と思って大丈夫です。



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