イスラム教徒の女性は、肌を他人に見せないようにするため、顔全体を隠す衣装や目以外を隠すものなどの衣装をつけている。ブルカは時には女性抑圧の象徴として扱われる。
フランス、サルコジ前大統領は「フランスではブルカを受けいれない」と主張。2010年に政府法案を提出。禁止法案は、学校、一般道路など公共の場でのブルカ着用を全面的に禁止している。 信教・表現の自由の侵害だ、などの批判も強く、論議を呼んでいるが2010年圧倒的多数で可決され、同法は成立した。2011年4月11日、同法が施行された。
ベルギー、オランダでもブルカとニカブを禁止し、着用する女性は罰金を課される。
図は、イスラム教徒の女性の衣装を解説したもの。(c)AFP