2013年11月2日土曜日

人気のオオグソクムシ ムビーつき

オオグソクムシは日本の本州中部以南の太平洋側の水深150-600メートルほどの深海底や、大陸棚に分布している。14本の脚で海底を歩いたり、体をくねらせて泳いだりもする。海中ダンゴムシと呼ばれるが完全に丸くなることはできない。実際、オオグソクムシはダンゴムシやフナムシの仲間である等脚類に属し、日本で最も大きく体長が10-15センチメートルにも達する。

雑食性で、水中の有機物なら何でも食べ、魚の死体や弱った小動物やヒトデなどを食べる。非常に貪欲で、網にかかった魚を食い荒らすことがあるので、漁師からは嫌われているものの、海中生物の死体を掃除してくれる役割も強く、他の動物達の餌にもなっているという側面もある。

ネットを調べていたら、1匹4千円ほどで売っているのには驚いた。一般でも飼育できるようだ。


下のムービーは、沼津港深海水族館のオオグソクムシの出産シーン



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