2013年11月11日月曜日

フィリピンを直撃した超巨大台風

フィリピンを直撃した巨大台風30号(ハイエン)は、その風力は観測史上4位に入り、上陸したものとしては史上最強だという。8日朝の時点でのハイヤンの最大風速は87.5メートル、最大瞬間風速は105メートル。

最大の被災地とされるタクロバン市があるレイテ州(島)の警察首脳は10日、同州内だけで最大1万人の住民らが死亡した恐れがあるとの懸念を示した。フランス通信(AFP)が伝えた。

猛烈な暴風と高潮が襲い、空港のターミナルや管制塔も被害を受けた。道路は寸断され、通信も各地で不通になっている。沿岸部では約5メートルの高さの波が押し寄せ、まるで津波が起きたあとのように船が陸地に乗り上げ、建物も倒壊した。


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