2013年11月8日金曜日

疲れを唾液で測定

日本人の6割が感じているとも言われる疲れ。しかし、疲れはこれまで客観的な指標がなかった。東京慈恵会医科大学の近藤一博教授らのグループはヘルペスウイルスの一種を使った新たな疲労の測定検査を開発した。

疲れると細胞内に眠っているウイルスが細胞から出て唾液にも現れる。教授らはHHV(ヒトヘルペスウイルス)6、とHHV7の唾液中の量を測定した。HHV6は一時的な疲労、HHV7は慢性疲労を測定するのに適しているという。労働者のメンタルヘルスの管理にも役立つ検査と思われる。HHV6が高い人は一時的な疲れなので1日ゆっくり休むこと、HHV7が高い人は疲れが常態化しているので生活そのものを見直した方がいいとアドバイスしている。

自分の疲れを数値にできるのは便利なので、自宅で普通に測定できるようにならないかしら。体調が悪くて他のウイルスにかかりやすいかどうかもわかるでしょうし。下の写真はHHV6ウイルスの電子顕微鏡写真。





広島ブログ