2014年12月10日水曜日

冬至にカボチャを食べる理由

「冬至」は1年で最も昼が短い日で、今年は12月22日。

ちなみに、冬至は「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い」と思うかもしれないが、日の入りの最も早い日は、山口県では12月3−8日で17:04、日の出の遅い日は、1月7-10日の
7:21にずれる。

ちょっとややこしいが、太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではないことと、地球の公転軌道が楕円であることが原因。

というわけで、今が一番夕方暗くなるのが早く、これからは暗くなる時間は遅くなっていく。

ところで、冬至にカボチャを食べる風習は江戸時代からという。冬至が過ぎると本格的な長い冬がやってくるので、無病息災を祈り、栄養価の高いカボチャを食べたという。

夏に収穫する野菜であるカボチャなのは、冬時期まで保存できる数少ない緑黄色野菜だから。冬の野菜といえばハクサイ、ダイコンなど白いものが多く、カロチンやビタミンが不足しがちになる。

冬至に柚子湯に入って、冬至がゆ(小豆がゆ)とカボチャを食べると風邪をひかないと言われている。

カボチャ




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