2014年12月25日木曜日

二日酔いしないために:飲む前にすること

忘年会シーズン。連日飲み会という人もいるのではないだろうか。飲みの次の日の二日酔いは、つらいもの。飲む前にする二日酔いの予防の方法についてまとめてみた。

空腹の場合、アルコールのような液体は胃に停滞する時間が短い。速やかに十二指腸、小腸へと進む。そしてアルコールは主に小腸で速やかに吸収され、血中に入る。

ところが、アルコールを飲む前に食べ物を少しとっておくと、液体も同時に胃に停滞することになる。通常3時間と言われているが、肉や油ものはさらに時間がかかる。

そこで、油系のものとして、オイルドレッシングがかかったサラダなどをアルコールを飲む前に少し食べればよい。

飲酒前にヨーロッパではオリーブオイル、ロシアではバターを少量食べ二日酔い予防をするという。なかなか理にかなっている。

これで、3時間はいくらアルコールを飲んでも、胃に留まるので酔わない???、と言いたいが、実はアルコールは胃壁からも吸収される。ただ、その速度は小腸よりかなり遅いので、急激な血中アルコール濃度の上昇は防げる。

飲酒前に、ウコン入りのドリンクや胃薬を飲むのは、それほど効果は望めない。

いずれにせよ、飲むアルコールの全量が程度を越えないことが一番。前に紹介したアルコールチェッカーをコッソリ持ってどのくらい飲んだかを測定するのもよいかも(以前のBlog, ココ)。

二日酔いになって、顔がむくんで脱水状態になった場合、スポーツドリンクなど飲んで水分を補うことが大事。


獺祭






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