今年は特に部屋の乾燥度合いが高い。寝ている間に、空気の乾燥のために、喉が乾燥して翌日調子が悪くなる。また唇が乾燥でパリパリになったりする。
だいぶ前に買って押し入れにしまってあった加湿器を寝室で使ってみたら、スチーム状のケムリが出てくるのだが、翌日になるとその周辺や布団の端がじっとり濡れている。
この際、新しい加湿器を買うことにし、どの機種がよいかなど少し調べてみた。多くのメーカーが空気清浄機に加湿機能がついたものを出していて、加湿器の選べる種類は少なめ。
加湿機能つきの空気清浄機だと、4万円以上する。春からの花粉対策を考えるとこちらかとも思う。
シャープの分は、プラズマクラスターがついて、加湿機能つきの空気清浄機が売れ筋とのこと。プラズマクラスターというのは、ちょっと前のマイナスイオン発生装置のことで、荷電を帯びた微小水滴を作り、これがウイルスなどを付着させ、サイズを大きくさせて空気中での拡散を防ぐ。パナソニックのナノイーも同じもの。
花粉のような大きな粒子は、フィルターで除去するしかない。ヘパフィルターという微粒子除去フィルターが有効に働く。ヘパフィルターはPM2.5のような極小微粒子も除くことができる。
騒音を調べてみると、加湿機能つきの空気清浄機はどれも小さくない。プラズマクラスターをONにすると、かなりの騒音になる。目的が寝室に置くことなので、騒音はできるだけ小さい方がよい。
加湿器専用機に目を向けてみた。こちらは、ファン式の場合ほとんど騒音がない。ファン式というのは、水で湿らせた紙にファンで風を送るという簡単な原理。他にも温めるタイプや超音波で蒸気にするタイプがあるが、電気代もファン式が一番かからない。
ただ、湿度を上げるのに、少し時間がかかるのが問題。最近は、この問題を補うため、湿度が上がるまでは温め、そのあとファン式というハイブリッド型もある。
結局、価格、騒音、電気代、コンパクトさ(加湿機能つきの空気清浄機はだいぶ大きくなる)、湿度の表示、湿度のレベル調節ができる、などの条件からダイニチのHD-3013に決定した。
原理的に考えると、加湿器でも微小水滴は高確率でできているわけで、プラズマクラスターと同じ抗ウイルス効果はあるにちがいない。
本日が試運転。前に持っていた加湿器と違い、白けむりはまったく出ないので働いているかどうかもわからないくらい。騒音はほとんどわからないレベル。湿度設定できて60%に設定。実際の湿度も表示される。サイズが小さいのが気に入った。