広島に日本水彩画展に行ったあと、昼ご飯にしようと店を探していると、たくさんの人が並んでいる店があったので並んで入った。廣島つけ麺本舗「ばくだん屋」(↓)。
この店、後で調べてみると、広島県内に12店舗、福岡県に3店、岡山、愛知、沖縄、香港に1店づつあるチェーン店。
よく知らなかったが、広島はつけ麺の歴史は古い。
1950年代に東京で始まったラーメンをつけ汁で食べる「つけ麺」は、2000年代に入って広島で冷麺に似たつけ麺ブームを作る。元々は1954年創業の「新華園」という広島の老舗がはじめた"冷麺"というメニューが元祖という。
いただいたのは、廣島つけ麺(802円)で、麺の見た目は白くそうめんのような感触。チャーシュに加え、ゆでたキャベツ、キュウリ、ネギがついている。つけ汁は醤油ベースで、煎ったゴマがたくさん浮いている。
辛さを聞かれたので、5倍にしてみた。隣のカップルの女性が3倍、これを聞いた男性が4倍にしていた。実際食べてみると、10倍くらいの方がよかったかも。
麺をつけ汁につけて食べ始めると、たくさんのゴマのバリバリという食感が広がる。麺そのものの味わいがもうひとつだったが、全体の味はまずまず。ゆでたキャベツでだんだんつけ汁が薄くなっていくのはペケ。