2015年8月6日木曜日

知らなかった「信号」の3色の深イ話

信号には、赤、黄、青の三色が使われているが、この色に関する深イ話です。

信号の色は、世界中赤、黄、青の三色が基本。横向きの信号の場合、左から青、黄、赤の順番に並んでいて、縦向きの信号の場合は、赤、着、青の順番。

横向きの信号のうち、一番重要な色は赤なので、街路樹などで信号が半分かくれてもよいように、赤は一番道路中央側になっている。

さて、止まれを赤にするのは、赤が心理学的に警戒色だから。注意喚起をうながす効果がある。赤色には、交感神経を刺激し、血圧を上昇、興奮させる効果がある。

(闘牛で、赤のマントを使うのは、牛を興奮させると言われていたが、牛は色盲なので、本当は見物の人を興奮させる。 牛はマントの動きに反応するだけ)

調べてみると、他にも、赤は波長が長いので、空気中のチリなどで吸収されにくく、遠方からでも見やすいという、もっともらしい理由もあった。

確かに、夕方傾いた太陽が赤色に見えるのは、そのような理由だが、実際信号を見ると、赤より青の方が遠くからでも目立つように思う。

さて、青色だが、赤色とは反対で、副交感神経を刺激し、人を冷静にさせる。飛び降り自殺の多い電車の駅で、青色照明に変えた結果自殺を抑止できたとの報告もある。

黄色も目立つ色。踏切の遮断機などの黒と黄色の縞からわかるように、黄色にも警戒色としての性質がある。

世界中見渡しても、信号はすべて同じで、赤は止まれ、青はススメになっている。海上を航行する船にとって、共通の信号は大事なためかもしれない。

ところで、スラムダンクのなかの名言「 赤は止まれだ」(桜木の頭が赤だからケンカはやめとけ)、分かります?


赤は止まれだ



広島ブログ