2015年8月4日火曜日

知る人ぞ知る日田焼きそば:想夫恋本店に行ってきた

「日田焼きそば」というのを聞かれたことがあるでしょうか。大分県日田市のソウルフードで、想夫恋(そうふれん)というお店が発祥。ずっと「そふれん」だと思っていたら、今回初めて「そうふれん」だと知った。その本店に行ってきた。

想夫恋は、日田市の角 安親氏が生み出した独特の焼きそばで、昭和32年に創業、現在店舗は大分・福岡・佐賀など九州を中心に40店以上ある焼きそば専門の外食チェーン。

普通の焼きそばと違って、いわゆる焼きそばソースのようなソース味はほとんどしない。もやしが多めで、細切りの豚肉が特徴。少し焦がし気味で香ばしく、麺のパリッとした食感も美味しさのうち。ソース味の焼きそばと違って、麺や野菜の味がはっきりしていて美味しい。

細切りの豚肉は油の少ない肉でヘルシーかもしれないが、薄切りのばら肉入りの焼きそばに慣れた者としては、薄切り肉バージョンを選べるとうれしいところだ。

店内は昼時であったためか、お客で満員状態だった。今まで、いろいろなところの想夫恋の支店に行ったが、店によって微妙に味が異なる。時には、焦がしすぎていたり、味のバランスが悪かったりするが、ここのはさすが本店、しっかり満足できた。

山口市にも「バリそば」というのがある。「山口ご当地そば」とかいう風にもう少し宣伝するとよいのにと思う(以前のBlogココ)。







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