2016年5月2日月曜日

ついに緑色に光るサル誕生 次は光る人間?

滋賀医科大と実験動物中央研究所のチームがカニクイザルに遺伝子操作して、緑色に光るサルを作るのに成功したそうだ(↓)。

紫外線を当てると、皮膚が緑色に光るという。実は、今までにも、魚、マウス、ブタ、猫、植物などでも緑色に光る遺伝子操作に成功している。

光るのは、発光クラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子をサルの卵子に組み込んだ後、精子と受精させた。生まれたサルは全身にGFPが分布していたので、皮膚も光って見えたということだ。

病気の原因遺伝子などと一緒に組み込めば、アルツハイマー病やがんなどさまざまな病気のメカニズム解明や治療法の開発に役立つという。

このような研究が将来の治療法開発に必要なのは分かるが、このサルは研究の犠牲でしかない。これをマスコミにニュースとして取り上げてもらって、自分の成果だと自慢げにみせる科学者の神経が分からない。見せられると、すごいと皆思うと思っているのだろうか。

すごいと思う前にサルの目に悲哀を感じて、こんな実験はやってはいけないのではと思うのは私だけでしょうか?次は光る人間でしょうか?

GFPサル
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