2016年5月13日金曜日

ニチレイ冷凍野菜 細菌混入で自主回収

ニチレイフーズは10日、冷凍野菜の一部25万点を自主回収すると発表した。食中毒を引き起こす細菌に汚染されているためだ。

ニチレイフーズが、アメリカで冷凍野菜の製造を委託しているラムウエストン社から、リステリア菌に汚染されている可能性が高いと連絡があり、今回の自主回収になった。

対象は「元気畑の有機野菜コーンカーネル」など2品と八社会向けのプライベートブランド3品の一部。もしかしてと思う方は、ココで問題の全商品が見れる。

同社は「加熱により菌は死滅するので健康上の問題はないと判断している」としている。

リステリア菌は結核菌と同じで細胞内に寄生することができるので、潜伏期間がはっきりしない。感染すると、悪寒、発熱、筋肉痛などインフルエンザと区別が難しい症状の場合もある。免疫力の低い老人や子供、また妊婦の場合には、重症になることもあり脳脊髄膜炎、敗血症を引き起こす。

平成22年、アメリカでカンタロープ(メロンの一種)でリステリア食中毒が発生し、33名が亡くなっている。

2014年にも、ニチレイフーズはレトルト商品「新宿カレー ビーフ」の一部に殺菌未処理のものが混入していたため、同商品を自主回収している。

このような、自主回収は、実は様々の会社の商品で日常茶飯事で起こっていて、ニュースになっていないが、専門のサイト(ココ)もある。その数に驚く。

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