2016年5月21日土曜日

中国産食べてドーピング違反になる?

中国産の食べ物については、世界中で問題になっているのはご存知のとおり。人の食べ物以外にも、中国産のペットフードで千匹の犬が米国で死んでいる。

最近、スポーツ選手が中国産牛肉・豚肉を食べただけでドーピング違反になるという、ありえない話があった。

米プロフットボール(NFL)が、中国産の食肉を食べないよう選手らに通知した。NFLが使用を禁止している筋肉増強剤「クレンブテロール」が含まれている恐れが確認されたためだ。

クレンブテロールは、もともと気管支喘息の患者に処方される薬で、アドレナリンβ2受容体に作用して、平滑筋を弛緩させることで、気管支を拡張させ喘息を楽にする。

同時に、この薬は体内の代謝を高め脂肪を燃えやすくする効果があるので、ボディビルダーなどのダイエット目的にも使われている。

中国の畜産業者はこの効果を悪用。中国では「痩肉精」と呼ぶクレンブテロールを豚や牛に与えて、赤身の多い食肉を生産している業者が少なくない。

クレンブテロールを与えられた中国産の豚や牛の肉を食べたことで、ドーピング違反になっている選手が続出している。すぐにやってくるオリンピックでもこのことが深刻な問題になってくることが予想されている。

実は、この手の筋肉増強剤は楽して筋肉をつけ脂肪を除けるため、案外多くの種類が売られている。アーノルド・シュワルツネッガーやシルベスター・スタローンなども使用していたらしい。しかし、副作用もいろいろあり、あまりおススメではない。


ボディビルダー時代のシュワちゃん。
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