2016年5月31日火曜日

日本初の国産カレー粉「蜂カレー」:食べてみた

カレーは、たぶん日本人だれもが認める国民食。日本初の国産カレー粉は、1905年、大和屋 (現:ハチ食品株式会社) が開発販売したもの。1923年にエスビー食品の前身(日賀志屋)が後を追いかける。

大和屋はもともと薬問屋で、薬の調合技術を応用してウコンや唐辛子などの材料を使ってカレー粉「蜂カレー」を初めて作った。「蜂カレー」という名前ですが、ハチやハチミツが中に入っているわけではない。

名前の由来は、開発者である今村 弥兵衛が薄暗い蔵の中でカレー粉の試作に取組んでいる時、、窓に一匹の蜂が止まっていて、その蜂に朝日が注がれ、黄金とも飴色とも言えるような輝きを放っているのを見て感激して名前にした。

実は、「蜂カレー」は昭和後期に販売を終了している。それが、今年3月に復刻したわけだ。

「蜂カレー」を使って、ビーフカレーにして食べてみた。食べてみると、ウスターソースの味が少しする。子供のころ、カレーにソースをかけていたのを思い出した。なつかしいカレーの味だった。

ところで、広島市内に「スズメバチカレー」という激辛カレー店がありますが、この場合「辛い」というイメージが「ハチ」なんでしょうかね?

カレー1
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