プラハで「核なき世界」演説で核軍縮政策の呼びかけなどを理由にノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領だからできたのかもしれない。よくぞ広島に来ることを決断してくれた。
スピーチは、71年前広島や長崎で亡くなった人たちへの哀悼があり、目を閉じてこの地に立って爆弾が落ちた時に思いをはせ、声なき叫び声に聞き耳を立てたとあった。人類は1つの家族で、この経験を世界に伝えていくべきだと。
核兵器を使ったことに対する謝罪はすることはなかったが、核なき世界を追求する決意が述べられた。
大統領が献花して目を閉じた時、ついにこの時がきたと思った。大統領と被爆者の方が互いに微笑んで話す様子がすばらしかった。大統領が泣いている被爆者をハグした。これが皆見たかった姿だった。
次期米国大統領候補のトランプ氏の言うように、日本も核兵器を持てばよいというふとどきな発言にも、オバマ大統領は一石を投じたのではないだろうか。
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