2016年5月5日木曜日

蛍光灯からLEDへの交換はお得か?

わが家の蛍光灯の蛍光管が暗くなってきたので、ホームセンターに買いに行ったが、細い蛍光管のタイプは売っていなかった。結局、家電量販店でやっと見つけた。

わが家はまだLEDを導入していない。家電量販店の店内には、LEDは初期投資は高いが10年間は持つのでお得とのこと。

LEDシーリングライトの値段は、最初に売り出されたころに比べてだいぶこなれてきている。機能を絞れば、1万円以下のものもある。高級なものは、電球色から中白色と色を変えたり、明るさを無段階で変えることができる。

さて、本当にLEDは蛍光灯に比べて消費電力が低いのかしら?そして経済的なのかしら?

調べてみると、40Wの蛍光灯に相当する明るさのLEDの消費電力は、18Wくらい。よく、LEDは従来の消費電力の10分の1と宣伝されているが、それは白熱電球と比較した時の話。LEDの消費電力は蛍光灯の高々半分しかない。

LEDは寿命が長いというのも、メリットの1つ。ただ、最近のパナソニックのスリムパルックプレミアのような蛍光管だと、約16000時間の寿命というので、LEDの40000時間には及ばないがかなり長くなっている。

40000時間の寿命だた、毎日12時間電気をつけるのを10年間続けることができる。しかし、友人の経験話では、安い中国製のLEDだと数年が寿命という話もあるので、10年を信じてよいかは怪しい。

LEDには、他にもメリットがあって、蛍光灯が出す紫外線を出さない。蛍光灯の下においた本や絵画は紫外線でしだいに劣化するが、LEDなら防げる。また、紫外線に集まる多くの虫を集めないメリットもある。一方、人間の体はビタミンDなどを作るのに適度の紫外線が必要なので、外出をほとんどしない人には蛍光灯の紫外線は大事。

また、蛍光灯は少量の水銀が入っているので、環境にはよくない。また、ガラスでできているので、地震などで割れて床に散らばると危険。これらは、ガラスで出来ていないLEDでは問題ない。

最初の疑問の「LEDに交換するのは経済的か?」は微妙なので、結局、古い蛍光灯タイプともう少し付き合うことにした。


パナソニック 丸形スリム蛍光灯(FHC) スリムパルックプレミア
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