2014年7月5日土曜日

今年のお盆はいつ? 2014年

お盆は、祖先の霊をまつる一連の宗教行事。お盆は昔は、旧暦の7月15日前後に行なわれたが、今は、東京など都市部では、7月15日前後、他の大部分の場所では、8月15日前後である。

旧暦の7月15日には意味がある。旧暦は、月の満ち欠けに依存した陰暦によっていて、15日は、満月に相当する。新暦になって、その意味は失われたが、覚えやすいということで、15日に落ち着いている。

ところが、7月15日では、当時国民の8割を占めていた農家の人たちにとって、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かった。8月15日にお盆をひと月遅らせ、ゆっくりと先祖の供養ができるようにしたのが理由らしい。

一般的に、お盆は13日~16日の4日間だが、日曜、平日との兼ね合いで異なってくる。平日のみのお盆の場合は、13日から16日までの4連休。土日を含むと、これが6連休となったりする。

お盆は、宗教行事なので、祝日ではない。このため、官公庁などは休むことはない。学校はちょうど夏休みなだけ。

さて、今年のお盆休みだが、それぞれの勤め先で異なるだろうが、8月13(水)~8月16日(土)の期間が一般的。17日は日曜なので、5連休となる。

宗教的には、13日が迎え日で、祖先の霊を迎えるために迎え火や盆提灯などを準備する。15日に墓参り。16日は送り日。場所によって、川へ送る灯籠流しが行われたり、京都などでは、大文字焼きの野火が見られる。

大文字焼き


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