中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の東側300キロ以内と西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。現在、長崎県の五島列島の一部が台風の暴風域に入っている。
今回の台風は3つの悪条件が重なった。
- 台風が大型で最強クラス
- 本州付近に梅雨前線が停滞:梅雨前線に湿った空気が流れ込み、大雨になりやすい。
- 台風の速度が遅い:この結果被害が長引く
以下はチェックポイント(tenki.jpを参考)。
- 水害に備え、側溝や排水溝の掃除をし、水はけをよくしておきましょう。
- 屋根、塀、壁などの点検、補強。
- 懐中電灯(予備電池)、 着替え、タオル、ライター、マッチ 救急薬品
- 携帯ラジオやワンセグ携帯 貴重品(公衆電話に使える10円玉も)
- 非常用食料水
- ライフラインが途絶えたときのことを想定して、非常用品、非常食。
- 家族で話し合う。家族で緊急連絡手段とその方法を話し合いましょう。また落ち合う場所などを決めておくとよいでしょう。
- 庭木に支柱をたてたり、塀を補強しましょう。
- 家の周りにあるもので強風などによって飛ばされる可能性のあるものは、室内にしまうか、しまうことが出来ない場合は飛ばされないようにしっかり固定しましょう。
- 窓や雨戸を補強する。ガラスのひび割れや窓枠のガタつきがないか調べ、窓にテープを貼るなどして補強しましょう。さらに、万が一、窓ガラスが割れた時のために、カーテン等を閉めておくと良いでしょう。
- 床上の浸水対策をする。家財や家電などは浸水の被害を受けないように、高所や二階に移動させましょう。 電気のコンセントは漏電、ショート、感電などが発生する可能性があります。コンセントは抜き、低い位置にあるものは高所へ移動させましょう。
- 浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保しましょう。避難に備え、非常持ち出し品を準備しましょう。
- 台風が近づいたら、用水路の見回りは絶対にやめましょう。
- 海岸の見回りは絶対にやめましょう。波打ち際や防波堤など海岸周りでは高潮の恐れがあります。
- 屋外での作業は絶対にやめましょう。暴風や突風にあおられて転倒する危険があります。
台風の軌道