2014年7月4日金曜日

蚊にさされない方法 虫よけスプレーは自作できる

蚊に咬まれるシーズンになった。体につける市販の虫よけスプレーやティッシュは、匂いが強く肌にも刺激的で苦手なので、虫よけスプレーを自作して使っている。安くできペットにも使えるので、ぜひ作ってほしい。

以前に蚊などの殺虫剤についても書いているので、蚊を殺す方法については、そちら(ココ)を参照してください。

今回は、体につけて蚊を近づけないようにする方法の話。

市販の虫よけ用に、スプレー、ティッシュやローションタイプがあるが、これらの有効忌避成分はすべてディート。ディートはもともと第2次世界大戦にアメリカ軍がマラリア蔓延を防ぐために使ったハマダラカに対する忌避剤。独特の強い臭いがあって、肌に付くと刺激的で、好きになれない。

ディートは、人によってはアレルギー反応を引き起こすことがあり、特に乳幼児には使用をさけたほうがよい。また、イヌは鼻がよいので、イヌに使うにはこんな臭いの強い防虫剤はかわいそう。

蚊の忌避剤として、体にやさしい天然の成分がいくつか知られている。それを使って、虫よけスプレーが簡単に自作できる。

蚊が嫌う植物の匂いとして、ヒノキの香り、レモングラスの香り、他に、シトロネラ、ゼラニウムやレモンユーカリの香りが知られている。これらの乾燥品を水だししても使えるが、蒸留して香り成分を濃縮して取り出した精油(エッセンシャルオイル)が便利。

精油は、アロマショップやネット(↓Amazon)で数百円で手に入る。100円均一ショップで買ったスプレー容器か霧吹きに水を数百cc入れて、そこに数滴精油を入れる(目安は体にかけると匂いがわかる程度)。使用前には数回振って体にかけるだけ。香りは自分の好きなものを選べば良い。作るのが面倒な人はちょっと高くなるが作ったものも売っている(↓Amazon)。

うちでは、ヒノキの香り成分のヒノキチオール(ひば油)を使っている。ヒノキのあの香りの成分だが、ヒバの木の方が含有量が多い。庭に出る時に、霧吹きで体や首回り、髪に振りかけておくと、蚊よけに十分効果がある。

ノミ・ダニにも有効なので、犬にもOK。ひば油は、風呂に数滴いれると、ひのき風呂の気分も味わえるし、さらにヒノキチオールには抗菌効果があるので、風呂の壁にふりかけておくとカビの予防にもなるメリットもあり、オススメ。

虫よけスプレー



















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