2016年11月2日水曜日

ファンヒーターが壊れて、新規に導入するまでに分かったこと。

今年は本当に大変。どんどん物が壊れます。ちょっと前、オーブンレンジが壊れたところで、今度は石油ファンヒーター。

もう10年になるので仕方がないとあきらめ、新規に購入することにした。

石油ファンヒーターのメーカーは、ダイニチ工業・コロナ・トヨトミの3強。シェアは、ダイニチ、コロナ、トヨトミの順。

以前は、たくさんの家電メーカー(三菱、シャープ、日立、東芝などなど)があったように思うが、エアコンの性能が向上し、オイルヒーター、床暖房などもあり、市場の拡大は望めないということで、みな撤退して、現在の3強だけが残っている。

エアコンや電気ファンヒーターは、火力による暖房と比べると、部屋を温めるのに時間がかかるので、石油ファンヒーターはまだまだほしいところ。ガスファンヒーターもあるが、ガスや電気を暖房に使うとコストがかかる。石油(灯油)がコスパがよく、一番エネルギー効率がよい。

最新の石油ファンヒーターの機種について調べてみた。

3社で燃焼方式が異なっていて、ダイニチはブンゼン式、コロナはポンプ噴霧式、トヨトミはポット式。

ブンゼン式は、気化器で電気により灯油を暖めて混合ガスを生成して燃焼させている。このため、消費電力が高くなる。着火まで40秒と早い。

ポンプ噴霧式は、燃焼筒自体の熱を利用して混合ガスを発生させるため、消費電力が少ない。燃焼筒がまず暖まるまでは着火しないため、着火までに時間がかかってしまう(1分以上)。

ポット式は、燃焼筒に直接灯油を流し込んで燃焼させている。上記2つの方式は、年越し灯油のような品質が悪くなった灯油を使うと壊れやすいが、ポット式は構造が簡単なので、だいじょうぶ。ただし、石油臭は残る欠点がある。

購入する上で、注目ポイントについてまとめてみた。
  • エコモード:灯油をできるだけエコに使うモード。お部屋の暖まり具合を判断して、燃焼量を自動コントロール。お好みの温度に設定した上でセーブできるので、快適に節約できます。
  • 秒速タイマー:ポンプ噴霧式の場合、電気で最初暖める。それだと着火までに時間がかかるので、使用する時間を先にセットしておくと、5分前から予熱を開始する。この方式だと、7秒点火が可能になる。同時に消費電力が抑えられる。
  • クリーン消火:強火力燃焼時、ニオイの少ない中火力域まで 火力を下げてから消火し、ニオイを抑制する。
  • 人感センサー:5分間人がいないと、自動で低燃焼にし、30分いないと消火する。ムダな暖房をカットし、上手に灯油節約する機能。
  • リモコン:コタツから立ち上がらずに操作できる。

石油ファンヒーターを選ぶ上で気になったのが、電気代。今まで気にしたことがなかったが、100Wくらいはかかるものもある。点けている時間が長いので馬鹿にならない。

結局、機能は各メーカーであまり変わらないので、消費電力がかからない(20W)コロナの12畳用のを選ぶことにした。近くのお店に行って、実物を見て買うことにしました。



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