以前は、軽自動車は高速道路での制限速度が時速80キロだったが、2000年(平成12年)に100キロに変更されている。また、軽自動車の性能も上がってきたことで、高速道路でたくさん軽自動車が見られるようになったのでしょう。
高速道路の料金を調べてみると、軽自動車は普通車の0.8倍と安くなっている。ネクスコ(NEXCO)の理由を調べてみると、「高速道路を傷めたり、道路を占有する面積が異なるので車両が大きくなるほど、料金が高くなります」とある。
大型貨物車では、普通車の2.75倍となっている。庶民の味方ということで、軽自動車はお得ということですね。
ただ、軽自動車のデメリットは、どうしても軽量にできているので、衝突安全性は脆弱。また、内容積を大きくとっているので車高が高めになって、横風に弱い。またタイヤの径が小さいのでエンジン回転数を普通車に比べ上げる必要があり、騒音や振動が問題かも。
今後、TPP(環太平洋パートナーシップ)が通ると、外国から日本独特の軽自動車という制度とその優遇がやり玉に上がるのは必至で、軽自動車の制度そのものがなくなる方向に向かうでしょうね。