2016年11月13日日曜日

人気のガセリ菌ヨーグルトでなぜ内臓脂肪がとれるか?

ガセリ菌入りのヨーグルトが流行っているらしい。

CMを聞いてみると、「内臓脂肪がとれる」という宣伝になっている。どのくらい本当かしら?

ガセリ菌SP株は、雪印メグミルクの研究員が人の腸から分離培養した乳酸菌。胃酸や胆汁に強いので、胃・十二指腸を通過でき、生きたまま腸に届いて腸管内に定住することが確認されている。

普通のヨーグルトの乳酸菌の場合、胃・十二指腸で消化されて死んでしまうし、うまく腸に届いても定住することなく便として出て行ってしまう。

腸内に住む腸内細菌はは約3万種類。善玉・日和見・悪玉の細菌がいて、それらが腸内環境(腸内フローラ)を作っている。

ガセリ菌SP株は善玉菌で、悪玉菌を抑え腸内環境を整える。その結果、整腸作用のほかに、コレステロールの低下作用、生体内抗酸化作用などの健康効果があることが分かっている。

また、「内臓脂肪がとれる」という。内臓脂肪が増える肥満症では、脂肪細胞が肥大化していて慢性的に炎症が起こっている状態にある。

ガセリ菌SP株摂取で脂肪細胞の肥大化を抑制することができる。その結果、内蔵脂肪が減少するという。他にも、この菌で炎症をおさえる効果があるので、歯周病にも効果があるという。


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