先日のニュースで、海上保安官を養成する海上保安学校で、4割の学生が泳げないとのこと。普通の小学生や学生でも泳げない子供が増加傾向とのこと。
2014年のセウォル号沈没事故で、多くの韓国の高校生他295人が亡くなったが、船から脱出しないでいたのは、みな泳げなかったことが一因とのこと。
他にも、2015年新年へのカウントダウンで、大阪道頓堀川に韓国からの旅行客の男子高校生が死亡する事故も起きている。韓国の学校にはプールはなく、水泳の教育がないという。
日本は、歴史的には、1955年(昭和30年)に起きた紫雲丸事故から全国の学校で海岸での水泳訓練や水泳プール(授業)が始まった
宇高連絡船(瀬戸内海宇野ー高松)の紫雲丸が貨物船と衝突して、児童生徒の犠牲者は100名を数えた。泳げていれば助かったということで、当時の文部省が事故後推進した。
今でこそ学校の大部分にプールがあって、ちゃんと水泳を教えているので、かなりの人が泳げるようになっている、、ハズ。
ところが、調べてみると、驚いたことに、
10代から20代の52パーセントが「泳げない」。ところが、30代以上だと、約9%。
体育授業のうち、水泳の授業が一番事故が多い。「無理に泳げなくともよい」という教育方針に変わったためらしい。子供の時飛び込みで、何度か頭をプールの底にぶつけたことがある。リスクも経験させないと日本人の将来はどうなるのかしら。
話を元に戻すと、海上保安官になる学生が泳げないで、船に乗るのはどうかと思うので、しかっり泳げるようになってほしい。