北九州小倉まで出かけて行った。昔からお城好きで、旅行などで出かけた時には、できるだけお城に行くようにしている。
小倉城は、近場にありながら登ったことがなかった。小倉駅から歩いて15分くらいで遠くない。
入場料は、小倉城、小倉城庭園、松本清張記念館がセットになると、700円と安くなるということで、セット券を買った。
小倉城は、関ヶ原合戦の功労で、細川忠興が安堵された時に築城されている。その後、小笠原氏が治めた。江戸末期、幕府の長州征伐の本拠地になるが、炎上することになる。現在のお城は、昭和34年に再建されたもの。
普通、お城の内部には、鎧、兜、刀、槍などの展示や、掛け軸や当時殿様が使った展示物が多く並ぶが、小倉城にはそれらは少ししかなかった。内部は広く、他では見ないシアタールーム、からくり人形、お城体験ゾーンなどがあった。
殿様の籠があって、中に入ることもできる。入ると動くような動作をする。小さな子供さんと行くにはちょうどよいかも。
小倉城庭園は、小笠原氏の別邸であった下屋敷跡の書院造りを復元したもの。小倉城が庭園の緑の間から綺麗に見えた。
最後は、松本清張記念館。平成10年に建っている。松本清張は小倉生まれということで建築された。(本当は広島らしいので、変な話なんですが)。
どこからこんなお金が出たのかと思うぐらい立派な建物で、内部中央には清張のアトリエが再現されている。清張好きには、いつまで居ても飽きないかも。
最後に地下の休憩所に行くと、「世界初のセルフサービスカフェ」というのがあった。コーヒー豆をまず買って、隣のマシンに入れて豆を挽き、次の抽出器に入れる。自力で順番にやると、最後にコーヒーが飲めるというもの。初めて見た。
小倉城庭園から見た小倉城
天守閣から見えた、ひょうきんな鯱鉾
迎え虎。佐藤高越作。
世界初のセルフサービスカフェ