2017年7月23日日曜日
秘湯:栗野岳温泉に行ってきた
西郷隆盛も湯治に入ったという鹿児島県湧水町にある秘湯の「栗野岳(くりのだけ)温泉」に行ってきた。この温泉は間違いなくリアル温泉。泊まったのは、栗野岳温泉唯一の宿の「南州館」。
「南州館」の「南州」は、西郷隆盛の雅号から来ているそうだ。「栗野岳温泉」は、霧島連山に続く「栗野岳」の中腹にある山の温泉。
「南州館」には、温泉が3種類のある。
「竹の湯」は、強酸性の白濁した湯で、通称をドロ湯と言われる明礬緑礬泉。2つめの「桜湯」は、酸性単純硫黄泉。しっかり硫黄の匂いがする。夕食に黒玉子が出てきたくらいなので、かなりの硫黄を含んでいるに違いない。
3つめの「蒸し湯」は、泉源から吹き出る蒸気を利用した天然サウナになっている。いずれも歴史を感じる建物だ。竹の湯,蒸し風呂,桜湯の順番で入るとよいとのこと。
「南州館」裏に行くと地面のあちこちから湯や湯気が出ていて、「八幡大地獄」と呼ばれている。硫黄の匂いがかなりし、温泉が出るボコボコという音と山間の鳥の声だけが聞こえる。
「南州館」は、外湯として日帰り入浴もできる。泊まった場合、上の温泉以外に内湯もある。お料理は、なかなか手のこったものがあって、美味しかったです。
温泉の泉質と歴史を感じる建物など、行ってみる価値アリでしょう。
勝手な評価:★★★★☆
シャンプー、ボディーソープはありません。
【住所】 鹿児島県姶良郡栗野町木場6357:
九州自動車道栗野ICから県道103号経由で約20分
【営業時間】 8:30~21:00
【料金】 大人300円~/小学生150円~/小学生未満75円
【電話】 0995-74-3511
奥に玄関の建物が見える。
「桜湯」
「竹の湯」
蒸し風呂