2017年11月19日日曜日

米国の中にあって米国でない国:ナバホ国


米国の中にあって米国でない国があるのをご存知でしょうか?

ナバホ国(ナバホ・ネーション)は、米国アリゾナ州、ユタ州、ニューメキシコ州の3つの州にまたがる場所に、先住民族の国がある。正確には、準自治領なっている。

一定の自治権を持っていて、独自の法律、国旗、国章、学校、大学、警察もある。ナバホ国の人口は約25万人で、その97%がナバホ族。

今、トランプ大統領が、アメリカファーストとキャンペーンしてメキシコからの移民の追い出しを図っている。

しかし、大陸に最初からいる先住民から見れば、アメリカファーストなら白人こそ出て行けということになるのですが。。

大航海時代、イギリスなどヨーロッパから大西洋を経て大陸にやってきた白人は、最初に東海岸にたどり着いた時、先住民から食べ物をもらったりした。アメリカとカナダで秋にある祝日(11月23日の感謝祭、Thanksgiving Day)はまさに先住民への感謝の意を示しているはず。

白人が大陸に根づいてからは、先住民を迫害する歴史が続く。本来の感謝祭の意味もほとんど忘れさられ、今は家族が集い七面鳥を食べながら、自分たちの幸せを神様に感謝する祝日になってしまった。

感謝すべきは、先住民に対してなんですが。。




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