2017年11月17日金曜日

「卵1日1個まで」は都市伝説


卵は「1日1個まで」というのを聞いたことがないでしょうか?全くの都市伝説で、本当は、2〜3個食べる方がよいそうです。

そもそも「1日1個まで」の根拠は、コレステロールが問題ということだった。

ところが、コレステロールは体内で合成できる脂質なので、5年ほど前から食事で摂るコレステロールの影響は少ないということになって、食事摂取の基準で、コレステロールの目標量がなくなった。

体のコレステロールの量は常に一定に保つようにできていて、食事でたくさんコレステロールを摂れば、体内での合成量が減り、食事で摂らなければ体内でたくさん合成される。

要するに、以前の常識は間違っていたということ。

卵1個に含まれるコレステロールは、確かに高く、210mgのコレステロールが含まれていて、確かに多い。

それでは、いくらでも卵を食べてよいかというと、卵はカロリーも高い(1個で約100 kcal)。おにぎり1個で150 kcalと比較すると、3個くらいで止めておくのがよい。

血液検査で、コレステロールが高い値の人は、卵を控えるより運動して体重をまず減らしましょう。




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