2017年11月24日金曜日
日本の卓球が快進撃:ついに中国の壁崩せるか
日本の卓球が快進撃ですね。
もともと卓球という競技はイギリスが発祥だが、1970年代まで日本は世界のトップだった。日本が中国や韓国に卓球を伝え指導した歴史もある。
ところが、いつの間にか中国が卓球王国になってしまった。最新のランキングでも中国が男女とも世界ランキングの上位大部分を占める(ランキングはココ)。
ところが、ここにきて日本人選手が中国選手のトップに勝ち始めた。
先日の卓球の国際大会、スウェーデンオープンの女子ダブルスでは、17歳の伊藤美誠、同い年の早田ひな選手のペアが、シングルスの世界ランキング1位と2位で組む中国選手のペアを破って優勝した。本人たちも驚いていたように、今まで全く歯が立たなかった。
たまたま勝ったのではない。実は少し前のドイツオープンでも、この伊藤・早田ペアがダブルスで優勝していて、実力は確かなものだろう。
スウェーデンオープンでは、男子もダブルスで張本智和と木造勇人ペアが準優勝した。さすがにシングルはなかなか優勝は難しい。
ただ、アジア選手権では、平野美宇がリオ五輪2冠で世界ランク1位の丁寧を破り、シングルで優勝している。中国では、「平野ショック」といわれているそうだ。卓球王国の中国として、日本選手への負けは許されないということだろう。
中国は、卓球の世界最高峰である中国スーパーリーグから、日本選手を締め出す暴挙に出た。今まで福原愛を始め日本人選手は、中国に出かけて武者修行して研鑽し実力を上げてきたのだが、ここにきて日本人に対して脅威に感じ始めたということらしい。
世界ランクが高くなった日本人を締め出せば、結果的にスーパーリーグのレベルも自ずと下がってしまう。バカな考えだと思う。
それにしても、卓球人気はその実力に伴って急上昇している。やっぱりスポーツは上位にいかないといけない。
東京五輪ではぜひ表彰台の中央に日の丸を掲げてほしいものです。