2018年6月2日土曜日
韓国海苔と日本海苔、どちらがお好き?
韓国海苔と日本海苔、見かけは全く同じですが、味は日本海苔が塩味か味付け醤油味に対して、韓国海苔はごま油味。どちらがお好きでしょうか?
歴史的には、日本が朝鮮半島に進出した日韓併合時代に、日本の海苔の製法を伝えたのでオリジナルは日本。韓国で養殖されている海苔の種類も日本から持ち込んだもの。ただ、2012年以降は、韓国産オリジナルの海苔の種類も使われるようになった。
いろいろ調べていると、韓国産の海苔や海産物が汚染されて危ないとネットに頻繁に出てくる。
韓国では、2013年まで生ゴミから出る廃水などの海洋投棄が認められていた。全国の生ゴミ廃水の7割が海に捨てられていた。
2012年に、米食品医薬品局(FDA)は、韓国産のカキ、貝、ムール貝、ホタテなどの貝類が、人糞 などに汚染され食中毒を引き起こす恐れがあるとして米国内の販売を禁止にした。
それを契機に、韓国の生ゴミ海洋投棄が禁止になった。ただ、汚染はまだ十分改善していないようで、大分県で輸入した大量のヒラメから寄生虫が見つかっていたりする。
韓国海苔に関しても、2014年に中国の衛生当局が国内に輸入された韓国海苔から基準値を超える発がん性物質が検出されたと公表している。
さらに2016年に海苔養殖業者が、使用が禁止されている薬品を使った事件もニュースになった。まだまだ業者の衛生管理や倫理観には問題があるようだ。
実は、韓国海苔はかなり日本に輸入されていて、日本の外食産業では味付けなしで一般に使われている。
日本海苔より韓国海苔の方が、個人的には好きですが、安心・安全は食品の最低条件なので、輸入時の検査をもっと徹底してほしいものです。