金時豆(赤インゲン)の「金時」の名前の由来は何でしょうか?
「金時」というのを英語でいうと「GoldenTime」。そんなわけはないですね。
「金時」といえば、「金時」の他にも「金時人参」「金時芋」などもあります。「金時人参」はおせちに入れるあの真っ赤な人参。「金時芋」はもちろんさつまいものことですが、「紅はるか」、「紅あずま」のような赤い色を名前に使うことが多いですよね。
金魚も色は赤いのに、「金」と呼びますよね。昔は、金色は赤色のこともさしていたのでしょうかね。そういえば、塗料にも「金赤」とか「金赤」とかがあります。
さて、「金時」ですが、坂田金時(さかたのきんとき)」に由来します。その幼名は、ご存知「金太郎」です。
坂田金時は、平安時代の武士。相模足柄山に生まれ、熊と相撲をとった逸話が残ります。成長して、源頼光四天王の一人となりました。
力自慢の坂田金時は、力を入れると肌が真っ赤に染まったそうで、実際坂田金時の絵では肌はいつもかなり赤く描かれています。
というわけで、「金時豆」は、金太郎の肌のように赤い色をしているので、「金時豆」というそうな。