2014年9月4日木曜日

ヘイトスピーチ「法規制を」 国連が日本に改善勧告

ヘイトスピーチという言葉は数年前くらいから聞き始めたと思う。「ヘイト(hate)」は英語で「憎む」とか「憎悪」という意味で、ヘイトスピーチは人種、宗教などの差別にもとづく憎悪の表現方法のこと。

東京や大阪を中心に在日韓国・朝鮮人を中傷するデモが最近活発になっている。テレビでしか見たことがないが、「朝鮮人は出て行け」など大人数が拡声器で中傷しているのを日本人としては恥ずかしく思う。

8月29日、国連人種差別撤廃委員会が日本政府に対して、ヘイトスピーチ問題に毅然と対処し、法律で規制するよう勧告した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた。

ヘイトスピーチを法規制をする必要はないと思う。表現の自由は守るべきなので、法で規制するものでもない。マスコミも含め世論的にこのような行為は恥ずかしいとコンセンサスを確立していけばよい。国連に言われてするものでもない。

国連から慰安婦問題について謝罪を求められるのも納得がいかない。日本政府はもっと自国の考えや正当性を世界に正しく伝える努力をすべきと思う。

この件に関しては、韓国人の潘基文(パン ギムン)国連事務総長は、日本政府は正しい歴史認識を持つことが必要だと述べていて、中立性にかけた態度だ。

事務総長は、この発現で日本でヘイトスピーチをする人たちをさらに増やすことになるのを理解しているのだろうか。

パン


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