今夏は特に、西日本に南から湿った空気が大量に入り込み、大気の状態が不安定になって大雨を降らせた。広島の大規模土砂災害まで引き起こした。
一方、今夏の平均気温は、西日本で日照時間が平年より約27%短かったため、平年比で0.3度低下。2003年以来11年ぶりの冷夏になった。
一方、北海道や東北、関東甲信、北陸、東海で平年より0.3〜1.3度高かった。沖縄・奄美も暖かい空気に覆われ、平年に比べ0.3度上がった。
8月が終わって、9月がどうなるかについても、気象庁から発表があった。
東日本太平洋側と西日本では、期間の前半は日照時間の少ない状態が続く見込み。平年に比べ曇りの日が多いとのこと。9月後半には平年並みになるという。もう夏は完全に終わってどんどん秋になっていく。
日照時間不足で、トマト、ピーマン、キュウリなど野菜の生育が悪く、しばらくは価格が高騰した状態になるとのこと。