2014年9月24日水曜日

道の駅で有毒キノコ「ツキヨタケ」販売

秋はキノコのシーズン。山に入っていくと、そこかしこでキノコを見ることができる。また、道の駅などでも、名前も分からないキノコが混ざって売られていたりする。

滋賀県高島市「道の駅くつき新本陣」で販売されたキノコを食べた人が、腹痛と嘔吐の中毒症状を起こした。有毒キノコ「ツキヨタケ」が含まれていた可能性があるという。

市内の住民が近くの山の同じ木から食用の「ヒラタケ」と思ってキノコを採り、道の駅で20日に計12パックを販売した。食べた愛知県の客から21日に「腹痛などの症状が出た」との連絡があり、別の人も同様の症状を訴えていることが判明。

ツキヨタケを食べると食後30分~1時間ほどで中毒症状が表れるが、翌日から10日程度で回復するという。ちなみに、ツキヨタケという名前は、暗闇で青から緑色の蛍光を発するところからきている。

もう少し前には、山形市で猛毒キノコ「カエンタケ」が自生しているのが見つかった。カエンタケは、オレンジか赤色。高さ4〜11センチ、太さ5〜15ミリで、細長い円柱状をしている。土から手の指が出ているように生える。

カエンタケは、触れただけで皮膚がただれる恐れがあり、食べると消化器不全や小脳萎縮で死亡する可能性がある。

売っているからといって、安全でないのは、ちょっとつらい。天然のシメジは、栽培シメジとは比べものにならないくらい美味しいのですが。


有毒キノコ「ツキヨタケ」



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