経済産業省資源エネルギー庁が25日に発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格は166円と、10週連続で下落している。為替は円安に傾いているので、輸入に頼っているガソリン価格は上昇するはず。不思議な現象。
山口市のガソリン価格はいつも全国平均より安めだが、直近一番価格が高くなった時で168円(レギュラーガソリン)。最近富山に行って178円には目玉が飛び出た。
円がいつの間にかどんどん安くなって、本日109円。7月には101円だったでかなり急激な変化。輸入材料であるガソリンは高くなるはず。1円の円安で0.6円ガソリンが上がる計算になる。
ところが、逆にガソリン価格は10週連続で下落している。
ガソリン価格の下落が続く背景には、国際的な原油価格が1バレル100ドルという大台を割り込み、下落しているから。アメリカでシェール革命が起こり原油の生産が大きく増えたことと、世界経済の成長が伸び悩み消費が減っていることが原因。
今後のガソリン価格の見通しだが、これ以上円安が進めば、再びガソリン価格が上がることになるという。
ちなみに、全国どの県がガソリン価格が安いかというと、千葉県が1位、山口は6位、広島、福岡が16、17位の順、逆に高いのは福井、大分、沖縄県の順。