2014年9月15日月曜日

速報:フグの稚魚がシラスに混入

神奈川県相模原市内にあるスーパーの施設で、パック詰めされた生食用のシラスに、毒をもつ可能性のあるフグ(シロサバフグかクロサバフグ)の稚魚が混ざっていたことがわかった。

東京と神奈川県内のあわせて66店舗で、「生食用しらす徳用高知」約1万5000パックが販売された。相模原市保健所は、販売した商品を回収するよう指導するとともに、この商品を買った人は、食べずにスーパーに連絡するよう呼びかけている。

また、埼玉県でも、北本市のスーパー「コープ北本店」で販売されたパック入りの「釜揚げしらす」にふぐ1匹が混入していたと発表があった。

フグは、内臓・皮膚・血液・筋肉に、猛毒のテトロドトキシンを持つ。食後 20 分から 3 時間で口や指先の痺れが現 れ、その後、運動麻痺が起こり、重症の場合には呼吸困難で死亡することもある。テトロドトキシンは茹でても失活しない。

フグはもともと毒を持っていない。フグがえさのプランクトンや藻の毒を蓄えることで毒を持つようになる。今回のように小さなフグの場合、毒はそれほど蓄積していない可能性が高いが、食べないにこしたことはない。

もともとしらすの中には、他の魚やタコ、イカなど混入するのは普通なので、フグも入っている確率はいくらもあって、今まで問題なかったと思うのだが、どうなのかしら。今後、シラスを食べる時には、じっと観察してからしか食べれないのかしら。



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