イグ・ノーベル賞というのは、ノーベル賞のパロディー版だが、ただのパロディーではなく、ユーモアはあるが真面目な研究。
24回めになるイグ・ノーベル賞の授賞式が18日、米マサチューセッツ州にあるハーバード大学で開催され、受賞者たちに実際のノーベル賞受賞者らから賞が授与された。
物理学賞にバナナの皮を踏んだ時の靴と皮の間の摩擦係数を測定して、実際に滑りやすいと証明した北里大の馬渕清資教授らが選らばれた。
馬渕さんによると、バナナの皮の内側は粘液が詰まったつぶがたくさんあり足で踏むとつぶれて滑る原因になる。バナナの皮の上を歩いた時の摩擦係数は通常と比べて六分の一しかないという。
日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続。
チェコ、ドイツとザンビアの研究チームは、犬は用をたす時、体の軸を地球の南北の磁力線に合わせることを好むという研究で生物学賞を受賞した。この話は、以前このBlogで扱った(ココ)。
昨年の受賞については(以前のblogココ)。