2015年1月24日土曜日

冬場のカビが危険 対策とコツ

冬場は空気の乾燥が増す。湿度が40%未満になると、唇にヒビが入ったり、口やノドの粘膜が乾燥してくる。特にエアコンで暖房すると、湿度はますます下がる。部屋の水分はドア、窓など冷たい外気と接している場所や風呂場の壁に結露してたまってしまう。

こういう場所は、カビが発生しやすくなる。年間を通してみると、梅雨時期に次いで冬場が案外カビがはえる季節になっている。

発生したカビの胞子は、空気中に広がることになる。冬はどうしても窓を閉め切っているので、部屋中ホコリとともにカビの胞子が浮遊しやすい。

それを吸う結果、アレルギー反応が起こりやすく、ノドや鼻がムズムズすることになったり、炎症を起こして、最悪肺炎を引き起こすことにもなる。

また、カビではないが、肺MAC症を引き起こす細菌も同じように結露した液体中で増殖する。家に長くいる主婦の方がかかりやすく、せき痰が続く結核様の症状だ。

冬のカビ対策のポイントは2つ。「換気」と「結露を放置しない」。

換気をする、というのは、外の冷たい空気を入れるので抵抗があるかもしれないが、昼の暖かい時でよいので、一度窓を開け放し、換気扇を回してたまっている空気中の胞子を追い出すのがよい。

結露は見つけたら、タオルで拭き取る。カビがいるようだったら、ハイターやカビキラーを少しかけて消毒すること。


カビキラー




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