2015年1月11日日曜日

インフル大流行 予防接種は当てにならない

インフルエンザが大流行している。山口県はまだ注意報レベルだが、広島、福岡県は警報レベル。予防接種としてワクチンを受けているからと安心してはいけない。先日知り合いが接種しているにも関わらず感染した。

全国の推計患者数は前週の2倍近くの約138万人に達した。33都道府県で大流行の発生を示す「警報レベル」を超える地域が出るなど、流行が広がっている。下の図は国立感染症研究所が出している警報、注意報のマップ。


インフル警報日本

















薬品会社のグラクソ・スミスクライン社が公開しているお医者さんに向けて出しているインフルエンザ患者の推移(HPはココ)を年ごとに比較したのが下のグラフで、過去4年間インフルエンザが流行し始めるのは1月上旬からで、ピークは1月下旬から2月。

ところが、今年(黄色のグラフ)はすでに11月末から増え始めている。


インフル全国推移

















全国1万の薬局のデータを使った県別推移もココで見れる。山口県の昨年からの推移をみると、年明けから突然患者数が増加していることがわかる。


















受験生にとっては、インフルエンザは鬼門。今季の流行の主流はワクチンの効果が低いとされるA香港型。ワクチンをしていると過信しないこと。人ごみには行かない、行ったら手洗い、うがいを励行する。十分の睡眠をとる。部屋の湿度を高めに保つ。。など基本を守ること。

もし、罹ったと思ったらすぐにお医者に行って抗インフルエンザウイルス薬をもらいましょう。48時間以内に服用すれば、発熱期間が抑えられて早めに直ります。

受験生の方、もうちょっとなので、無理せずがんばりましょう。



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