2015年1月20日火曜日

「巻き戻し」という言葉はすでにガラパゴスらしい

ビデオを見るときの「再生」「早送り」「巻き戻し」などの言葉のうち、「巻き戻し」はもう今は昔の言葉になってきているという。「巻き戻し」という人はすでにガラパゴスなのだ。

今の子どもは、「巻き戻し」の意味がわからないという。そういえば、ビデオやカセットがテープであれば、「巻き戻し」というのは意味があるが、DVDやCD、さらに今どきのデジタル再生器では、何を巻くのかということになる。

リモコンをよく見てみると、「巻き戻し」ではなく「早戻し」という表記になっている。

「巻き戻し」は、いつ消えてしまったのだろうかと思い、調べてみた。「シャープ」「ソニー」「東芝」「パナソニック」各社だいたい「巻き戻し」という表記がなくなったのは2000年前後。

案外ずっと前に、変更されていた。ところが、うちにあるバッファローのデジタルレコーダーのリモコンは、意外なことに「巻き戻し」だった。まだ使っているメーカーもあるということらしい。

VHSビデオで撮った家族の動画が、多量のカセットのままで眠っている。先日ビデオデッキが変な音を立ててついに動かなくなった。カセットを早めにデジタル化しないと思っていた矢先のこと。

カセットテープの寿命は、湿気がなく、光に当たらない条件であれば、30年もつという。
しかし、磁気データそのものはだんだん弱くなるので、保障はない。問題は、デッキの方だった。


VHS




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