2015年1月8日木曜日

マック続く異物騒動 マスコミも問題では

マクドナルドは、本当についていない。今度は、フライドポテトに、人の歯が混入していたという。

昨年夏、「チキンマックナゲット」に保存期限が切れ、変色したりカビが生えた鶏肉を使っていたことが分かった。マクドナルドはナゲットの販売を一時中止し、中国の工場からタイに工場を移していた。

やっと軌道に乗ったと思ったら、アメリカ西海岸で発生している労使交渉の影響により、ポテトの調達が難航し、マックフライポテトが12月中旬より「Sサイズ」のみの提供になっていた。

それがやっと回復し、全サイズ提供できるようになった矢先、今度は、ナゲットにビニール片が入っていたというニュースが出た。さらに、昨日になって、人の歯がマックフライポテトに混入していたという。

さらに、今日の報道では「サンデーチョコレート」にプラスチック片が入っていて、このデザートを食べた子供が口の中をケガしたという。

食品への異物混入では、昨年12月最初、ペヤングからゴキブリが出たということで、「まるか食品」が、1人の消費者クレームによって全2工場での生産休止に加え、全23商品の返品を受け付けるという事態にまで追い込まれている。

実は、群馬の「まるか食品」と同じ名前の会社が広島県尾道市にもあり、こちらはスルメフライやスナック類の製造販売をしているが、風評被害で大迷惑を被った。

昔なら、ビニール片が入っていても、店がすいませんでしたという程度で済んだかもしれないが、SNSなど情報が拡散しやすく、企業にとって大変な時代。マスコミも必要以上に煽るのは異常だ。

人の歯混入についても、昨年夏の話で、今頃になって蒸し返すようなニュースだ。歯は油で揚げられていなかったということから、売られてから入ったと考えるべきだろう。歯に血痕がついているので、遺伝子を調べれば確実に犯人を特定できるはず。

ニュースはほとんど「マクドナルドたたき」になっている。昨年の中国工場でのずさんな取り扱いは問題だが、他のは全国ニュースにするほどのことはない。ニュースを聞く側は冷静にこれらを判断しないといけない。


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