水素を水に溶かしたものが水素水。ガスとして溶け込んでいるもので、イオンになってpHが下がっているわけではないので、すっぱいこともなく無味無臭。
水素は、体内の活性酸素と結合し無害化してくれる。活性酸素は、普通にしていても体の細胞内で発生していて、ストレス、紫外線を浴びたり、運動すると多く発生する。活性酸素は反応性が高く、細胞には毒で、DNAを傷つけ、その結果老化を早める。
水素は活性酸素と結合して水になるので、抗酸化作用があるといえる。抗酸化物質として、赤ワイン（アントシアニン）やお茶（カテキン）のようなポリフェノール、ビタミンCなどが知れられているが、これらは飲んでも細胞内まではほとんど届かない。
一方、水素はこの世に存在する最も小さな原子なので、たとえばペットボトルに水素水を入れておいてもプラ表面から出てしまう。水素水を口から飲んだ場合、体内の細胞まで届くので、抗酸化物質としては最強といえる。
では、水素水のお風呂に入った場合、効果があるかだが、この場合でも水素は体の各細胞まで届くといえる。
以上からは、水素水、水素風呂は体に有効に思えるが、水素は水の中にほとんど溶けないので、体の細胞に行き着くまでに酸化されてしまう可能性が高い。まだ研究者による証明が少なすぎて本当に有効か判断できないです。
水素風呂を使った人の感想をみると、ホカホカする、体調がよくなった、アトピーが治った、お肌がスベスベになったなどあるので、ご興味のある人はどうぞ。
