新幹線であっという間に目的地に着いてしまうので、また安いコンビニ弁当も多種あるので、競争に勝てなかったのかもしれない。
この会社は、明治43年 「かしべ」として創業しているので、105年の歴史がある。小郡駅で「かしわめし」弁当を発売してきた。他にも、山口線のシンボル「SLやまぐち号」にちなんだ「SL弁当」というのもあった。
2010年に、小郡駅弁当(株)は下関駅弁当(株)、徳山駅弁当(株)の2社を合併吸収して、県内唯一の駅弁会社になった。下関駅弁当(株)は「ふく寿司」、徳山駅弁当(株)は「あなご飯」という名物駅弁があり、それらも引き継がれてきていた。
その小郡駅弁当(株)が弁当事業から撤退し、今後は県内8駅でうどん店の経営を続けるという。ということで、山口県の駅弁が消えることになった。