2015年12月2日水曜日

杏仁豆腐の「杏仁」というのは何? 体への効果

杏仁豆腐の「杏仁」というのは何でしょうか?杏仁豆腐はご存知、中国のデザート。

「杏仁」の「杏」はアンズ(アプリコット)のこと。「仁」は種のことで、アンズの種を潰して粉末にし、砂糖や牛乳、ゼラチンなどを加えて溶かし、容器に流し込んで冷やせば杏仁豆腐ができる。案外簡単にできてしまう。

本来、杏仁豆腐は漢方や薬膳料理の一種。アンズの種には、喘息、乾性咳嗽に効果があるので、治療薬として粉末にしたもの(杏仁霜)を、苦味を消すために甘くして服用しやすくした料理。

日本ではデザートとして扱われていて、実際には杏仁を使っていないものがほとんど。杏仁の代わりに、主に牛乳にアーモンドエッセンスもしくはアマレットを加えて作られる。

風邪などひいてノドが痛い時には、効能があるので、ご自分で作るか、本物の杏仁豆腐をスーパーでうまくみつけられれば、試してみられてはどうでしょうか。

種子に含まれる油分は整腸作用に高い効果を発揮し、便秘を解消してくれる効果も期待できます。

杏仁豆腐

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