2015年12月10日木曜日

中国で初めて赤色警報 PM2.5 日本にやって来る!

7日に、中国で大気汚染で赤色警報が出た。これは、中国でも初めてで、遅れて日本にやってくることになると思うとゾっとする。

北京市では、大気汚染について「青」「黄」「オレンジ」「赤」の色で分類した4段階の警報を設定している。1日中重大な汚染が予測される場合には「青色警報」、1〜3日間連続の場合には「黄色警報」、3日間連続で重大な汚染が予測される場合には「オレンジ警報」になる。

さらに3日間連続でより深刻な汚染が予測される場合には「赤色警報」が発令される。

オレンジ警報で、企業の減産、幼稚園・小中高校における屋外での運動中止、赤色警報では更に乗用車の使用禁止、幼稚園・小中高校の臨時休校などの措置がとられる。

今回は、屋外での建設作業をすべて中止し、学校も閉鎖、ナンバープレートの末尾が奇数もしくは偶数の車両の運転が禁止された。

北京市のPM2.5の濃度は、日本の基準値の10倍以上となる268マイクログラムを観測した。家の中でもたった3日で空気清浄機のフィルターが真っ黒になるという。

だいぶ前に北京に行ったことがあるが、その時でも高速道路をはさんで反対側の建物がかすんでほとんど見えないくらいだった。当時は、霧という話だったが、当時から汚染はひどかったのだろう。

天気図次第だが、この汚染大気が遅れて日本にもやってくることになる。今回は北海道の方に行くようだが、日本海側は要注意。PM2.5の予測はNHKのココでも見れます。

PM2.5





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